002 アウロラ・エアディフェンスシステム

アウロラ・エアディフェンスシステム(アウロラ)
ネオ・ユニバーサルエンジニアリング社製の汎用空中散布プラットフォーム。
円筒形の散布部と下端のセンサー/誘導部、上端に折りたたみ式のローターからなる。
複数のサイズがあり、ありとあらゆる固定型/艦載型ミサイル発射機からも運用できる。
滞空時間はそれほど長くないが、誘導装置が慣性航法装置のため電子妨害に強いのが特徴。
発射元からの誘導を必要としないため現在位置と目標の位置を入力するだけなので管制設備が最小限で済み、撃ちっぱなしが可能。
火刑(第6話)ではチャフと黄燐焼夷子弾を搭載してFSチームの針路を妨害した。
航空機が展開中の黄燐炎幕に突入すると酸素不足によってエンジンの燃焼不良を起こし、最悪の場合エンジンの破壊もしくは停止に至る。
機体構造材に複合材(概ね600度以下)やアルミニウム(590度)など発火点の低いが使われている場合は燃える場合もある。リカーボネイト製キャノピーは熱によって白化し、操縦者の視界を大きく妨げる。


着想の元は「アローコプター」
全体の形状はT字型なのでまあ竹とんぼに見えなくもないと思います。
散布部は単純に重力に任せてばらまかせればいいかと。ホバリングのために回転するので遠心力で適度に飛び散るはず。