俺と大山が空戦競技部に入部して三週間が経ち、今日はミーティングのために部員全員と十条さんが部室に集められた。 わざとらしく咳払いしてから永田先輩は部室に集まった全員を見渡した。 「今日の議題は埼玉交流戦についてです。はい、これ一人一枚」 永田…

Twitterに書いた通り新刊間に合いそうです 二日目西く-20a「七式飛行隊Aviation Works」です。 悪いニュース けいせんは出ません。ゴメンナサイ！ 冬コミには本の形になる予定ですのでそれまでもうしばらく御辛抱願います。 良いニュース 新刊できそうです。…

最近公開された某映画に出てくる鳥型飛行機です。 ちなみに公開翌週に見に行った後そのまま原画展を見に行きました。わかりやすすぎ。

というわけで今日は重戦闘機/迎撃機をひっさげて武蔵野へ出撃。 Me262「NUE仕様」を某氏に献上、その後新顔やお気に入りの機を飛ばして空を戯れてきました。

今週末は生憎の雨でしたが午後にちょろっとだけ雨が途切れたので迷わず成増飛行場に出撃！ 今週末の「ご新機」はJu-97G-2,Bf109F-4/Trop,キ-43 隼の三機。 まずは当然のことながらスツーカを飛ばしてみる――

えらいよく飛ぶホワイトウイングスの零戦とル・グラン・デュークとWar Thunderの影響で最近はもっぱら(枢軸の)レシプロ機ばっかり作ってます。 とりあえず列挙していくと フォッケウルフ Ta152H(ル・グラン・デュークより、ヴォルフ大尉搭乗機)

「終わりましたァ！」 「あ、おれも」 「ん、見して」 ほぼ同時に俺と大山はテストを解き終わり、解答用紙を土井さんに渡した。

体験搭乗の次の週、俺と大山は言われたとおり放課後に空戦競技部の部室にやって来た。 「お邪魔します……」 「いらっしゃい」 部室にいたのは土井さんだけで、ほかの先輩たちはまだ来ていないようだった。

「なぁ坂戸、お前もう入る部活は決めたのか？」 「いんや？ そういうお前こそどうなんだよ」 俺と大山はキャンパスを二人並んで歩く。 入学から五日目、昨日から部活動の勧誘活動が解禁された学内は新歓ムードの熱気で春だというのに夏のように暑い。

今更になりましたが北海の魔女、完結しました。 二年以上の長きにわたって書き続けられたのは読者の皆さんとゲーム化を通じて強力に宣伝してくださったProject ICKXさんのお陰です。 この場をお借りしてお礼を申し上げます。 さて、本来であれば北海の魔女の…

というわけで一週間のうちに二回イベントがありましたが、参加された皆さん、お疲れさまでした。 とびもの学会 「北海の魔女IV」と「雨の夜に」を頒布しました。 どちらも持ち込み数の半分くらいは出てくれたのでよかったなぁ、と。 基本ブースに張り付きつ…

新刊出来ました。 「北海の魔女IV 完結編」 B5,78P,表紙と口絵がカラーです。 スペース番号は未確定ですが、去年同様Project ICKXさんと合体配置になります。 持ち込み部数は50部くらい。 毎度のごとく「俺はこれを買いに行くためにとびもの学会に行くんだ！…

北海 グレートブリテン島沖100マイル 201Y/5/16 08:49 FS-04 09-0716号機 "アドラー" 重い対艦ミサイルがなくなり、身軽になった水鳥は低い雲を見下ろしながら南西へと飛ぶ。 鷲は愛機の操縦席の背もたれに体を預け、ぼんやりと空を眺めていた。 時折聞こえ…

炎の壁の切れ間から現れた敵機の大群と、突然発生したレーダーの不調で共和国外周艦隊は大混乱に陥っていた。 艦隊から離れたところを飛んでいたミハイルの機には異常は生じなかったが、艦隊から送信されるレーダー情報が抜け落ちているため艦隊上空の様子が…

共和国 クビンカ基地 201Y/5/9 11:00 司令室 ミハイルは作戦計画書の最後の一行を読み終えると指揮官に返した。 「ギリオティーナ、断頭台か」 「そう、悪い王には身を引いてもらう時期だ」

ミュンヘンへの爆撃は王国側の戦意をくじくどころか、却ってハト派にも憎しみの感情を植えつけた。 勢いに乗る王国軍地上部隊は5月中旬にブレスト近郊で国境を超え、ミンスクを目指した。 対する共和国軍は残存戦力をミンスクに集結させ、王国軍を阻止しよう…