昨日の産物

世界観:
宇宙開発が行われ、爆発的に増加した人口と資源の枯渇により、移民が開始されている。
移民の惑星を探索時、偶然発見された資源採掘惑星が今回の舞台となる。
この惑星でしか見られないレアメタルが発見され、幾つもの企業がこぞって開発を始めた。
テラフォーミングを行う前に採掘のための開発を進めたため、自然環境は徐々に破壊されている。
そのレアメタルの採掘権を争い、企業間での大きな紛争が勃発し、現在でも水面下での紛争が絶えない。
地球から遠く離れている惑星のため、しばらく地球政府による統治が行われず、
企業はPMCに頼らざるを得ない状況にあった。


これに業を煮やした地球政府軍の介入が始まり、それをきっかけにレアメタル利用を前提とした、
次期主力戦闘機の選定、またそれを運用するための戦艦等の開発を地球政府が企業に打診した。
現在、選定の対象となっているのは、この惑星を二分する企業二社であり、
主人公の所属するPMCは、その片方の企業と契約し、次期主力戦闘機のテストを開始する。



主人公機:
試作機であるが機体かなりは完成に近い。
主人公機はAI搭載時の挙動などを見るためのテストベッドとしてロールアウト。
具体的には、大型機であるため高い武装搭載能力、
大型のエンジンに二発の高い推力、
ベクタースラストにより、機動性の高さも高水準であり、
さらには戦術AIによる戦況把握能力(対空、対地攻撃能力)も高い性能を誇る。
元々AIによる運用を考えているため、無人であることを条件とした、
限界を超えた機動と速度を可能とするリミッター解除がある。
有人の際には一時的な解除を行い、安全性が確保できるレベルでの使用が可能。
リミッター解除は厳しく制限されており、主人公が慣れるまで封印されている。

ブースターと武装強化を兼ねたものを拠点強襲用の装備として装着可能であり、
マイクロミサイル、高威力の炸薬を搭載した対艦ミサイル、レーザキャノンを備える。
最大速度はあがるが、安定性と機動性が著しく下がる。


ライバル機:
大型機であり、性能だけで言えば、主人公機を凌駕する。
無人機であるため、機体の限界まで機動性を発揮でき、速度も主人公機と同等以上。
エンジンは上下にインテークを配置した双発ではあるが、機体上部に追加のエンジンが搭載されており、
使用時には尾翼を左右に開き、エンジン自体を上方にせり出し、吸気口を露出させる。
また、通常の機銃とミサイルを撃墜するための機銃を4門搭載しており、
前後への砲撃が可能。真上や真下、左右へは砲撃出来ず、有効射程も短いため、
死角からのミサイル攻撃、有効射程外からのミサイル以外の攻撃、機銃で捕らえられないミサイル数による攻撃、
などの手段によって撃墜可能。
ダメージを負うと通常の機銃以外への制御が難しくなるため、ミサイルの撃墜をしなくなる。

また、オプションの装備として、翼端にジャミング用のポッドが装着可能であり、展開時は機体の周りを飛ぶ。