カナードという甘美な誘惑

というわけで最近全然「自分のための架空機」を作ってなかったので3日くらい寝かせてたデザインをフライト前日にでっち上げる。

「ウィステリア(Wisteria:英語で藤の意味)」
配置的にはC7NXと同じですが、ストレーキが広くなって主翼前縁が前進し、さらにカナードの位置も後ろに下がっているので結果的にストレーキカナードの被さる部分が拡大。
カラーリングはF-104G CCVを意識。


結果:上がりはビシッと決まるんだけどカエリのあとヘロヘロ機首上げしながらゆったり落ちてくる

こんなの絶対おかしいよ!www
ちなみに某鵺師には「こやつはスペースシャトルか!」とつっこまれましたw


冷静に考えてみるとカナード下の陽圧とストレーキ下の陰圧が打ち消し合う、もしくは
渦流かなんかになって巨大な抵抗になってるんだろうな。
んで、重心よりも上の位置に抵抗源がある、もしくは低速時で効き始めるカナードのせいでさらにピッチアップしてどつぼに嵌まってるものと推測。
いやー予想はしてたけどとっ散らかるね!


まぁ実証したかったのはどちらかというとラダーベーターで方向安定を得る方法で、こっちは尾翼と同じ45度下に折り下げたベントラルフィンである程度確保できるって分かったからいいや。